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二刀流

  • 執筆者の写真: チップ
    チップ
  • 2022年10月11日
  • 読了時間: 2分

ご多聞に漏れず大谷サンに魅了されている。ほぼ全ての試合をライブか編集動画でチェックしているが、考えてみればこれほど野球観戦にのめり込むのは数十年ぶりか。投打の圧倒的パフォーマンスを見るにつけ、自分の中の野球小僧がむくむくと頭をもたげてきた。「自分は今どのくらい出来るんだろう。意外とまだイケるのでは?!」


タイミング良く、知人と東京ドーム隣接のMLBカフェで飲む予定があった。ドームエリアにはスポーツ遊戯施設があり、バッティングセンターやストラックアウト(正式名は知らぬが9分割の的を射るピッチング設備)など最新のマシンが揃っている。知人の賛同も得て期せずしてリアル二刀流を実践することとなった。


これでも大学時代は野球部でそこそこの練習を積んだ実績もあるし、今でもジムに通い有酸素と筋トレ、毎日のストレッチは欠かさない。それなりの対応は出来る、大谷やトラウトには及ばないがウォードくらいには、、と思って臨んだ。


先ずは打者・吉村。

当たらない。当たらんよ旦那。まずもって加齢による視力の衰えでボールがよく見えない。機械なのでほぼ一定の投球をしてくるのだが、「大体ここらへん」としか捉えられないので打撃精度が低い。空振り、空振り、ファウルチップ、空振り、ファウルチップ。やや良い当たりもあったが、最後はファウルチップが逆回転して自らの半袖シャツの脇下に入るというミラクル。80kmから始めたので「遅すぎて当たらんのでは」と都合のいい解釈で100km、110kmと上げてみたが状況は同じで、結局45球でヒット性は3本ほど。知人によれば「完全に振り遅れている」。

ごめん、ウォード。見くびってた。


そして投手・吉村。

当たらない、的に当たらない。球速も同時に計ってくれるのだが、最高85km。まあ現役時でも100kmそこそこだったのでさもありなんだが、お隣の若者が軽いフォームから110km連発していたのと比べると何とも惨めだ。最終的に22球投げて射抜き4球。元々慢性腱鞘炎の持病もあって、最後の数球は投げるたびに腱がブチッと切れる感じで気分は大リーグボール3号の星飛雄馬。そもそも軟球なので現役時に使っていた準硬式球より肩への負担は軽かったのだが、スナップの衰えが想定以上に誤算であった。


大谷サンは登板翌日に打ちまくる。こちらは両手マメだらけ、腱鞘炎の急激な悪化、腕の筋肉痛が1週間以上続いた。


改めて「スゴイ!」(現地実況風に)。

 
 
 

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